季語・季題は春、夏、秋、冬の4シーズンに新年を加えた5つに
分けられます。
更に詳しく分けると、1月ムツキ睦月、2月キサラギ着更衣、3月ヤヨヒ弥生、゙4月ウヅキ卯月、5月サツキ皐月、6月ミナヅキ水無月、7月フヅキ文月、8月ハヅキ葉月、9月ナガツキ長月、10月カンナヅキ神無月、11月シモツキ霜月、12月シハス師走のつき別に分けることが出来ます。
今回のお話は菊月の季語・季題です。
♪薄紅の秋桜が秋の日の・・・
おなじみ?というか40代以上の方なら懐かしい、さだまさし作詞作曲で
百恵ちゃんが歌った「秋桜(コスモス)」。
私も若いころは「さだまさしに似てるね」とよく言われました。(〃ー〃)
まだ毛がふさふさだったころです。(えっ誰が?って、さだまさしさんが、
です)(`□´)
閑話休題、この歌詞いかにもさだまさしさんの という感じですね。
♪明日嫁ぐ私に苦労はしても笑い話に時が変えるよ心配いらない・・
嫁ぎ先で風に吹かれながらも逞しく生きていく これが秋桜のイメージに
ぴったり合っているのでしょう。
この植物、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく育つそうです。
(違います!お嫁さんの悪口は言ってません(°°;))。。
COSMOSはもともとギリシャ語で飾りとか美しいという意味だったようです。
それが「飾られた空」から「宇宙」の意味も与えられ、さらに星座のように見える?
花びらをもつこの花がコスモスと呼ばれるようになったようです。
メキシコが原産でスペインにて「コスモス」と名付けられ、日本には明治20年
ごろに伝えられました。
まだ日本へ来て日が浅いのですが、明治20年頃と言えば正岡子規の俳句が盛んに
なっていく時代。多くの俳人の目に止まってこれぞ秋の花として詠まれたこと
でしょう。
何しろ「秋桜子」と俳号を付ける人まで現れたのですから。
花が有名なお寺さんは多いのですが、コスモス寺として有名なのは奈良の般若寺。
天平14年(742年)の正倉院文書に般若寺の名が見え、京と奈良を結ぶ街道に
あり昔から何度も戦禍に巻き込まれました。
コスモスには白、赤、ピンク、黄、チョコレートといろんな色の花がありますが
花が焦げ茶色のチョコレートコスモスは本当にチョコレートの香りがするそう
です。
コスモスの花言葉はたくさんありますが一般的なのは「乙女の純真」。
また花の色ごとにそれぞれの花言葉があり、赤は「乙女の愛情」、白は「乙女の
純潔」ですがチョコレート色になると一転して「恋の終わり」となるそうです。
花を贈る時は・・・お気をつけください。
コスモスを離れし蝶に谿深し 水原秋桜子
(水原秋桜子:昭和の俳人。高浜虚子に師事するが、作風の違いから袂を
分かつ。季題を「季語」と言い出したのは彼。東大医学部出身で、多くの皇室
の子女を取り上げた影響か、今では季語の方が一般化した。東大構内には秋桜
子の句碑が立つ)
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