楤の芽が出回る季節となりました。春の季語です。
楤の芽は天婦羅の王様と言う人も云うくらい、とても人気のある食べ物です。
ちょっとした苦みがあるので、お子チャマはダメでしょうね。
楤の木はマッチの材料にもなるとても柔らかい木です。
明るいところで陽光を浴びて繁殖するらしいので、人の入る山道に多いようです。
人が芽を摘まないと真直ぐ伸びるのですが、摘まれると脇から生えた芽が枝になる
ので曲がっていきます。
何度も摘まれると枯れてしまうので、注意が必要 と言っても慣れてないと、
この枝は何回摘まれたかなんて判りませんよね。
3度までは芽が出るそうです。
一番最初に出るのを頂芽と言います。これが甘くかつ香りがあって美味しいのです。
枝の先に素直に生えています。
次に出るのが脇芽です。苦いだけです。枝の先に少し横向いて生えています
それも摘まれてしまった時に最後に出るのが胴芽です。
枝の先ではなく胴の部分から生えています。これを摘まれると枯れてしまいます。
食べてもあまり味はありません。
自然のものを見つけた場合は自分より背が高ければ、枝を折らないように注意して
摘んでください。柔らかいから木がよく撓ります。
また刺が多いので手袋をして行った方が良いですね。
刺がなく似ているのは漆です。かぶれるのでご注意ください。
楤の芽は糖尿や強精の薬としても使われています。
たらの芽やまとまりて降る山の雨 藤崎久を
http://feels-season.com/sakusha.html
(藤崎久を:大正10年熊本生まれ。「阿蘇」元主宰。「ホトトギス」が稲畑汀子主宰に替った頃の代表作家)
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