TOP > 春の季題・季語3月、4月、5月 > これはさて入学の子の大頭  山口誓子
季題・季語に沿った俳句、川柳、短歌、和歌、手紙

これはさて入学の子の大頭  山口誓子

 今回の季語・季題は入学です。


 日本では満6歳の4月から義務教育が始まるため、それに合わせて

 中学校、高等学校、大学、大学院と皆4月に始まり3月に卒業。

 それを引き継いで企業も4月が新人の入社とサイクルが回っています。


 その影響で3月、4月は引っ越しが増えます。

 アパートの大家さんにしてみれば、卒業で出て行く人の穴埋めが

 決まらないとその部屋が空き家になって下手すると一年間の

 収入がなくなってしまいますから大変です。

 逆に学生にしてみればゆっくりアパートを探した方が安く借りる

 ことが出来て狙い目ですね。

 そうは言うものの、人気のアパートや学生ハイツは早々と入居者が

 決まってしまうので、一人暮らしをエンジョイしたい人は、今から

 探すのでは完全に出遅れです。

 企業の決算も3月末締めに集中していますので、一年で一番忙しい

 時期が3月末と言えるでしょう。


 ところで、4月の時点で満6歳の児童が小学校に入学する

 と云うことは4月2日以降に生まれた児童ということになります。

 4月1日生まれの子は1月〜3月生まれの子と同じく「早生まれ」

 扱いとなります。

 満年齢というのは誕生日の一日前に歳を取るのです。

 つまり4月1日が誕生日だと3月31日に一つ歳を取ってしまう

 んですね。

 これは「年齢計算に関する法律」によって定められています。

 誕生日に一つ歳を取ると思ってるあなた、それは思い違いです。


 さて、入学、進学、クラス替えには新しい出会いが待っています。

 これまでの交友関係を引きづってしまう人は、精神的に大人になって

 いません。もちろんこれまでの友人を維持することはとても大切ですが

 一日も早く新しい友達を作りましょう。

 あなたから働きかけて友人を作る。

 それが人生においてとても大切なことなのです。


  これはさて入学の子の大頭      山口誓子
                               
              http://feels-season.com/sakusha.html

 (山口誓子:1901年、京都生まれ。ホトトギス時代は4Sと称えられ1935年以降は
  水原秋桜子とともに新興俳句運動の中心的存在となる)


季題・季語は日本人の心 - livedoor Blog 共通テーマ