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季題・季語に沿った俳句、川柳、短歌、和歌、手紙

柿若葉重なりもして透くみどり 富安風生

48d14d88.jpg 若葉。 生えたばかりの葉です。樹の種類によってその美しさは異なりますが

 一般には新鮮で瑞々しく映ります。


 それから転じて運転初心者のことを指す「若葉マーク」という言葉もあります。

 また、ちょっと前の時代の漫画なら小学校や中学校の名前によく使われたものです。

 戦後といわれた時代のほのぼのとした青春漫画です。


 一時は女の子の名前にもよく使われていました。

 最近の女の子の名前は全く変わっちゃいましたね。

 下手をするとAV女優か?と思うような名前ばかりです。

 (問題が起こるといけないので具体的な名は言いません)

 というよりもAV嬢がこぞって流行の名を付けたがるのでしょうが。

 (^0 クワシイネ(゜◇゜)ビクッ!イヤ、ソノ・・・


 若葉を表現した季語・季題には次のようなものがあります。

 谷若葉、里若葉、山若葉、窓若葉、若葉雨、若葉風。

 また植物の名前をそのままつけて

 柿若葉、椎若葉、樫若葉、楠若葉、蔦若葉、草若葉 とも呼びます。


 庭に柿の木がある方はご存知でしょうが、柿若葉の透明な明るい緑は

 思わずハッとしてしまいます。(写真は柿若葉)

 柿は紅葉の紅も見事ですね。

 古来から柿はこのように、その葉の色の見事さを歌に詠まれてきました。

 正岡子規が「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだのは、

 柿が初めて葉でなく実を主役に詠われたという意味で、この句は画期的なのです。

 その辺は http://toudaiji.cyber-room.net/archives/50445405.html や

 http://haiku.million-room.com/archives/50545442.html に面白い記事が

 載っていますので興味のある方はどうぞ。



 青葉というと盛夏の季節感となりますが、若葉だと、うっすらと暑くなってきた

 という気配を感じます。





  柿若葉重なりもして透くみどり   富安風生
                         
              http://feels-season.com/sakusha.html

 (富安風生:東京帝国大学在学中に水原秋桜子らと東大俳句会を起こす。
  逓信省に進み後に次官となる。逓信省内の俳誌「若葉」の選者となり、
  主宰者となった。わかりやすい中道俳句として「若葉」を通じて多くの
  俳人を育てた。現在も俳句結社「若葉」はかなりの人気である)