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季語・季題を春、夏、秋、冬、新年に分けます
季題・季語に沿った俳句、川柳、短歌、和歌、手紙
| 美しき鳥来といへど障子内 原石鼎スポンサードリンク
今回から読んで戴く方、はじめまして。 いつも読んでくださる方、ありがとうございます。けん詞です。 このブログは俳句の季語・季題に使われる言葉を解説していきます。 障子を張り替える季節となりました。 冬を迎える前の一仕事です。 お師匠さんの家の庭先障子貼る(渡邉美保) それぞれの家では 部屋毎に順番に貼り替えていくのですが、小唄のお師匠さんともなれば 弟子が一斉にやってきて屋敷のあちこちで手分けして張替が行われます 庭先も使うのでしょう。 障子紙は九尺二分の長さの紙で桟2つ分づつ貼っていきます。 この時に貼り合わせたところに埃が溜まらないよう天地をひっくり 返して貼っていきます。五段貼って終了。一番下の段は縁側に降る雨が 弾けたときのために障子紙でなく予め板が貼ってあるからです。 よく「障子紙を張り替えて真っ白になって明るくなった」と言いますが 上質の和紙にはさらし粉は使われていません。 従って障子を張り替えると薄茶色になります。 これが日光にさらされて次第に真っ白になっていくのです。 糊は桟に薄く塗ります。感覚的には牛乳ほどの濃さ。 糊が濃いと桟を痛めてしまいます。また桟を水洗いするなどもっての外 薄い糊であれば綺麗にはがれます。 和紙が高かった時代は穴の開いている場所だけ切り貼りをするという ことも行われたようですが、現代でそれをやっているのであれば、 ただの無精者と言われかねません。 この張り替える「明かり障子」を指して「障子」と一般的に呼びますが 襖障子、布障子、衝立障子などを総称して障子と呼ぶこともあります。 つまり日本建築においては障子を取り払うと柱と屋根しか残らない のです。 この辺りが中国や西洋との建物に関する根本的な発想の違いです。 日本人は障子を透かして入ってくる光を殊のほか好きで、空間の持つ 幽玄の美を楽しんでいました。 季節としては 襖、春障子(春) 障子外す(夏) 障子貼る、 障子を入れる、障子洗ふ(秋)となります。 美しき鳥来といへど障子内 原 石鼎 (原 石鼎:大正ホトトギス作家の一人。原は二十代の後半に、 辺境の地東吉野に居住し、厳しい自然を俳句で描写しつつ、その中に 研ぎ澄まされた美を表現してみせることに成功して、俳壇に衝撃 を与えたと言われている) http://feels-season.com/sakusha.html 携帯版(モバイル版)「季節を感じる言葉」の配信を開始いたしました 画面が小さい分、読みにくいのですが、その分、どこにいても読めて 便利です。末尾に登録用のご案内を載せています。 時々画像が入るときはブログ版でご覧いただけます。併せてご利用ください スポンサードリンク
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